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千葉・習志野 相続登記・遺言相談室

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千葉・習志野 相続登記・遺言相談室へようこそお越しくださいました。

突然ですが、ご質問です。

皆さんは、兄弟3人がいた場合にホールケーキを仲良く3等分できますか????

Aちゃん・Bちゃん・Cちゃんの仲良し3兄弟のお母さんが大きなホールケーキを買ってきてくれました。3兄弟は甘いものが大好きで、みんな大喜びです。

早速3人で仲良く分けて食べることにしました。

ただこのホールケーキ、とてもデザインに凝っていて全体の4分の3は飴でコーティングされおり、割ったりすることができないようになっていました。

長男であるAちゃんは「お兄ちゃんが飴の部分を食べるから、BちゃんとCちゃんで残りは分けなよ」と言います。当然BちゃんとCちゃんは文句を言います。「Aお兄ちゃんはもらいすぎ!おこずかいも多いから、自分で買ってきなよ!」「Cちゃんは、この前誕生日でプレゼントをもらったばかりだから今日は我慢しなね。」「B兄ちゃんはスイミングスクールに入れてもらったじゃないか!いつもズルい!!」・・・。

いつもは仲の良い3兄弟ですが、なにやら雲行きは怪しくなってきました。ケーキを仲良く分け合って食べることはできるでしょうか??

さて、話題は変わって大人の相続問題です。

母が他界し、母名義の実家とわずかな現金預金が相続財産となりました。

父は先に亡くなっているため、相続人は子供3人です。長男はこれまで両親と実家で暮らしており、次男、三男は独立して自分たちの家を持っています。長男が言います。「実家の名義はお兄ちゃんでいいな。現金預金は3人で仲良く分けよう。」「お兄ちゃんもらいすぎ!この家はもう古いんだし、売って現金化しようよ。」「お兄ちゃんたち、いつも勝手なこと言わないで。会社の資金とかマイホームの購入資金とか援助してもらってたの知ってるんだからね。今回は僕が多くもらうからね。」・・・・

こちらも雲行きが怪しくなっています。ところで、先ほどのケーキの話はどうなったでしょうか?

もめている3兄弟を見て、お母さんが声をかけます。「Aちゃん、いつもお兄ちゃんで偉いわね。だけどこの前Cちゃんのお誕生日の時は多めにケーキを食べたでしょ。今回は我慢してね。Cちゃんはお誕生日の時にプレゼントのほかにもご褒美をいっぱいもらったでしょ。実は、このケーキはケーキ屋さんがプレゼントしてくれたものなの。Bちゃんがいつもケーキ屋さんの前の道を掃除してくれてるんだって。お母さんも知らなかった。偉いわねBちゃん。だから、今回はBちゃんが一番多く食べていいかしら?」

お母さんの話をきいた3兄弟は納得したようです。確かにケーキの大きさは異なりましたが、喧嘩することなくケーキをおいしく食べて、その後も仲良く遊びました。

このようにケーキにまつわる事情やお母さんの気持ちを伝えることで、ケーキ分割問題は後日に問題を残すことなく無事に終わったようですが、大人の相続問題は大モメのようです。

相続財産の総額は6000万円。うち自宅不動産4500万円、現金1500万円です。自宅に住んでいる長男には転居の予定も意思もありません。また次男、三男にも家庭があり、子どもの進学問題、義理の両親の介護の問題、自身のリストラの危機などそれぞれの事情を抱えています。

母は遺言をすることなく他界しました。父の相続の際は、母の存在もあり遺産分割協議はスムーズに終えることができましたが、今はその母もいません。母はどのような想いでいたのでしょうか。遺言もない今、もはや知る術はありません。

結局、兄弟間では遺産分割協議はまとまらず、話し合いは家庭裁判所に持ち込まれました。遺産分割調停を経て、審判へ。最終的には、法定相続分3分の1ずつに分割せよとの審判が出されて決着しました。

法的な決着はしましたが、兄弟間の仲はもはや修復できるものではなくなってしまいました。

確かに、相続財産の中身を考えると、均等に分割がしにくい構成になっています。しかし、いくら分割がしにくくても、先ほどのホールケーキの例のように、事情や想いを伝えることができれば、すなわち、遺言などで母の気持ちを子供たちへ伝えられれば兄弟が裁判所で言い争い、その後の仲が決定的に悪くなるというような事態は避けれたかもしれません。

私は、生前からの家族での話し合いなどのコミュニケーションや、遺言やエンディングノートの活用、さらに生前贈与などの生前対策を通じて少しでも相続に起因する争いの種を取り除いていくことが大切だと考えています。

今日、家庭裁判所に持ち込まれる遺産分割調停の財産の額は、5,000万円以下が75%を占めているといわれています。5,000万円の内訳は、おそらく、自宅とわずかな現金なのではないかと推測します。一方、法律では相続人は均等を旨とする法定相続分が与えられています。

ここで飴でコーティングされたホールケーキを思い出してください。ホールケーキの飴の部分は自宅不動産です。コーティングされていない部分が現金です。ホールケーキの飴を溶かすように不動産が現金化できればそこまで問題は複雑化しません。ケーキを分けるように、現金を仲良く分ければよいからです。しかし、多くの場合、不動産は飴でコーティングされたままで法定相続分に応じて分割したりすることはできません。つまり、もらえる者ともらえない者が生じます。

相続問題が生じる場面では、本来はもらえる権利である法定相続分を前提に、相続人間でもらえる者ともらえない者を生じさせる分割案を話し合っていかなければならなりません。

もちろん架空の物語ではありますが、ケーキを目の前にした場合であっても、ABCにはいろいろな思惑がありました。実際の相続財産を前にして、相続人間に複雑な思惑・事情が絡み合うのは想像に難くありません。

うちは財産が少ないから相続は問題ない、ではなく、少しの財産があるから問題が生じています。

付け加えて、遺言は元気なうちでしか作成することはできません。意思が衰えた段階で作成した遺言書はその効力が問題になる可能性があります。

皆さんが一番若く、元気が保証されているのは現時点です。

皆様と一緒に相続についていろいろと考えていければと思っております。

司法書士 景山悟

 

・・分割できないようなコーティングがされたケーキをBちゃんは食べることができるのですか?という点は物語ということで。。。ただ、食べにくい=負担と考えれば、古い自宅不動産を取得した者も、その後の修繕などの負担も大変と考えることもできます。

景山悟

資格

司法書士
行政書士

経歴

昭和51年4月生まれ
日本大学文理学部教育学科卒業
資格試験予備校事務員
県内司法書士事務所勤務
平成18年司法書士資格取得
資格試験予備校講師
都内司法書士法人勤務
和久咲法務事務所開所

所属

千葉司法書士会 登録番号1529号
簡裁訴訟代理等関係業務認定番号第601225号
千葉行政書士会 登録番号17101080号
NPO法人 相続アドバイザー協議会 認定会員
終活アドバイザー・終活カウンセラー
習志野商工会議所会員
日本大学司法書士桜門会会員

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代表プロフィール

経歴等
  • 平成18年
    司法書士試験合格
    試験合格の前後を通じて
    2か所の事務所にて勤務
    その後、千葉県習志野市にて開業
  • 二児の父

「景山に頼んでよかった」と思っていただける事務所を目指しています。お気軽にご相談・お問い合わせください。

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